【特集】島田潤一郎特別編集
「積読」を考える
本好きには、コレクターとして好きな人もいますが、
たいていは「読む」という行為が好きで
買うときも、早く読みたくて
うずうずしてしまうもの。
そんな気持ちで手に入れたはずなのに、
手つかずのまま、どんどん溜まっていく──
その現象を、人は「積読」と呼びます。
ときに、家族に白眼視されるほどの
蔵書がありながら、
今日も今日とて本を買うのは、なぜなのか?
それがわかったところで、
おそらく「積読」は終わらないし、
終わらないことに、
読書の妙味が隠されているようです。
シリーズ「教育ってなんだ?」
今後の『望星』の柱となる大きなテーマとして、「教育」を見つめていきます。インタビューあり、ルポあり、執筆記事あり。ご期待ください。
フォト・エッセイ
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草木を訪ねて三千里 13——おもしろい形と名前[上]◎藤井義晴
日本には世界の人がびっくりするおもしろい形をした植物があります。タコノアシは、秋に全草が紅葉し、赤い実がゆで蛸のように見えるので…… -
虫めづる奇人の回想 65——コウモリはいい◎小松貴
私は、昔から大型哺乳動物がさほど好きではなかった。特に犬猫に対しては、半ば憎しみ同然の負の感情すら抱いていたが、コウモリやモグラなどの小型哺乳動物は好きで、特にコウモリは格別に好んだ…… -
日本の包み紙 collection 2——「石鹸の包み紙」◎上ヶ島オサム
ヨーロッパの書物に石鹸が登場したのは、1世紀ローマの博物学者・政治家プリニウスの『博物誌』が最初だという。同書の「sapo」という記述は、石鹸の言葉の起源と……
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編集部より
(ダミーテキスト)……紙一枚はあんなに軽いのに、本になると持ち重りがして、本棚に集まれば相当な重量です。しかも本には言葉がある。膨大な言葉の連なりが喜びをもたらしてくれる反面、読むのを億劫にさせることも。そこで生まれるのが未読の本の山——「積ん読」です。読者の中にもきっといるでしょう、積ん読タワーを見て途方に暮れている人が。そんな積ん読との向き合い方を考えます。
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長野亮之介さんの個展
本誌の表紙を担当するイラストレーター・長野亮之介さんの個展「tembea——タンザニア叢幻紀行」が11月11日(土)より開催されます。詳しくは専用サイトで。
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