ポール・ケアホルム展——織田コレクション　北欧モダンデザインの名匠

20世紀デンマークを生きた異才のデザイナー

織田コレクション　北欧モダンデザインの名匠
ポール・ケアホルム展
時代を超えたミニマリズム

0世紀デンマークを代表する家具デザイナー、ポール・ケアホルム（1929〜1980）。古びることのない、ミニマルで清潔な造形に凝縮された作品は日本の建築ともよく響き合い、国内の愛好家の間でも根強く支持され続けている。

本展は、長年にわたり椅子研究と収集を続けてきた織田憲嗣のコレクションを中心に、ケアホルムの主要作品を網羅した、日本の美術館では初めての展覧会。家具約50点と関連資料を紹介するとともに、ケアホルムのデザイン哲学と洗練された家具の造形美を、気鋭の建築家・田根剛の会場構成により楽しめる。