詩のとびら– category –
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詩のとびら
[詩のとびら]投稿の広場◎マーサ・ナカムラ
私とフジタ 花氷 深夜、隣の家の白い壁にいる、痩せ細った乳白色の家守と目が合った、私は試しにそいつをフジタと名付けた、フジタは見られているのに... -
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【詩のとびら】詩に宿る命の光◎マーサ・ナカムラ
詩に宿る命の光マーサ・ナカムラ 親戚の女性には、5歳になる娘がいる。 彼女がクローゼットの整理をしていた時、自分の結婚式の二次会用に購入したエメラルドグリー... -
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今月の詩——orで繋ぐ星◎多宇加世
orで繋ぐ星多宇加世 ころがった かたつむり硬い殻の蓋少しだけ開け 雨を飲んでる 猫が特に鳴く夜はバナナを食べようか眠れない? ならばお風呂を洗おうよ それから ... -
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今月の詩——いのり◎永方佑樹
今月の詩——いのり永方佑樹 灯火のふちがふるえ川面にひだをつくってゆくもう良いかいまだだよこらえながらうずくまっているかたわらを駆けてゆく影だけが脱ぎすてられて... -
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今月の詩——ゴルゴンゾーラチーズの逆襲あるいは笠地蔵たちの渋谷パルコ探訪記◎山﨑修平
山﨑修平 人は走り留まらず走り去る言葉は摩耗し溶けてゆくこの瞬間瞬間の揺らぎは太古の記憶を呼び起こす代々木上原の崖のしたに溜まってゆく渋谷は遠い渋谷は近い俺が...
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