2024年7月– date –
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フォト・エッセイ
日本の包み紙 collection 2——「石鹸の包み紙」◎上ヶ島オサム
ヨーロッパの書物に石鹸が登場したのは、1世紀ローマの博物学者・政治家プリニウスの『博物誌』が最初だという。同書の「sapo」という記述は、石鹸の言葉の起源と…… -
特集
積読写真館◎岡崎武志
撮影・文岡崎武志 本棚の収容力には意外に限界があり、あとの蔵書は床や通路に積むことになる。壁と段差を持つ階段はじつに便利な本の置き場で、地下1階地上2階の我が家... -
特集
「積ん読」は人生の非常食◎頭木弘樹
文学紹介者頭木弘樹 私の蔵書のほとんどは積ん読である。 ひと部屋を埋めつくすだけではすまず、別の部屋や廊下などあちこちに乱立する本棚、そこからはみ出してさ... -
特集
本と一緒に暮らせたら◎宇田智子
「市場の古本屋 ウララ」店主宇田智子 古本屋に来るお客さんに「まだ読んでいない本が家に積んであるので、それを読み終えたら買いにきます」と言われて、びっくりす... -
特集
汝の「積み」はゆるされたり?◎石井千湖
書評家石井千湖 韓国の詩人キム・ソヨンの「『積読』と『積読の対義語』」というエッセイを読んだら〈本を購入して積んでおくだけで読まないことを、日本では「積ん読... -
特集
巡る本の中で積読が役立つこともたまにある◎田中美穂
古本屋「蟲文庫」店主田中美穂 倉敷美観地区 (岡山県) にある 「蟲文庫」 は根強いファンの多い古本屋だ。店主の田中美穂さんは、 古本屋として、 一人の読み手として... -
特集
積読戦士ツンドくん◎大石トロンボ
大石トロンボ -
特集
[対談]われらは今日も、積読を生きている◎島田潤一郎×大石トロンボ
島田潤一郎 × 大石トロンボ 読もうと思って買ったはずの本が、気づけば手つかずのうちに増殖している——そんな積読に悩み、取り組み、楽しんでいるお二人の対談です。... -
特集
特集に寄せて——積読本への旅◎島田潤一郎
島田潤一郎 その本をいつ買ったのか、もはや覚えていない。新刊で買ったのか、古本で買ったのか、どの書店で買い求めたのか、全部、記憶からなくなってしまって、その... -
書籍のご案内
グローバルシフトと新たな戦争の領域——精密兵器と競争のフロンティアが国際政治に及ぼす変動と変容◎藤巻裕之
グローバルシフトと新たな戦争の領域——精密兵器と競争のフロンティアが国際政治に及ぼす変動と変容 藤巻裕之 編著 緊迫するユーラシア情勢における「新たな戦争」の問...