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フランスの小さな村だより12カ月

木蓮(写真&文)

フランスの田舎暮らしで見つけた
心豊かな毎日と12カ月の小さな旅。
ちょっぴり不便だけど、とっても楽しい
フランスの小さな村の12カ月を
オールカラーで紹介するフォトエッセイ。
《季節の野菜や果物を使った簡単レシピ付き》

2023年9月7日発売
四六判・並製・256頁(オールカラー)
定価2,420円(税込)
ISBN 978-4-924523-40-1

内容

フランス中央部のオーヴェルニュ地方にある、人口200人に満たない小さな村に住む木蓮さんが見つけた、心豊かな田舎暮らしと四季折々の絶景に出会える小さな旅。愛らしい生き物たちとともに大地の恵みを受けて生きる日々と、フランス各地を旅して出会ったお気に入りの小さな村を、合計48のエピソードで紹介。ちょっぴり不便だけど、とっても楽しいフランスの小さな村をオールカラーで紹介する12カ月のフォトエッセイ。自宅の畑で収穫した季節の野菜や果物を使ったお手軽レシピのほか、毎日の暮らしに彩りを添える雑貨やインテリアも必見。

目次

◆4月
蒸気機関車が走る美しい村【マルテル】
Pâques(復活祭)
国際アンティーク市【リル・シュル・ラ・ソルグ】
カナルの蚤の市へ出かけよう!【ヴィルールバンヌ】

◆5月
リラの花咲くころ
  《レシピ》お掃除用リラのヴィネガー、自家製リラのシロップ
ちょっとオシャレなマルシェの町【ユゼス】
ホワイトアスパラガスの食べ方
  《レシピ》ホワイトアスパラガスの下ゆで方法
モネの庭のファン必見! 睡蓮の里【ラトゥール・マルリアック】

◆6月
エルダーフラワーに囲まれた暮らし
最近のお気に入りの村【モンパジエ】
バラに誘われて訪れた町【サンリス】
柔らかいブルーの亜麻畑

◆7月
幸せを願う小麦のブーケ
秘密にしておきたい可愛い村【イシジャック】
プロヴァンスに伝わる美しい物語
  《レシピ》ラタトゥイユ ラベンダー風味
野草合宿とひと夏の思い出【カジャルク】

◆8月
アンヌ・ヴィルランジュの住む山の世界【ガリビエール峠】
養蜂を始めよう!
ひまわりの海へ
赤ワインの村【ジゴンダス】

◆9月
ニワトリと暮らす
レースの町【バイユー】
ブルターニュを感じられる田舎町【ヴァンヌ】
トマト仕事

◆10月
フランスの農業は月暦とともに
Bourru(ブリュ)と焼き栗
サフラン農家のシンプルな暮らし
歴史の舞台となった古城【シノン】

◆11月  
かご好きの私が見た美しい世界
時代に翻弄されたサルグミンヌ窯【サルグミンヌ】
リンゴのお菓子
  《レシピ》 夫の定番 リンゴのケーキ
聖者の谷の妖精の煙突【ブド】

◆12月
サンタクロースの起源といわれるサン・ニコラのお話
アール・ヌーヴォーの聖地【ナンシー】
クリスマスの首都【ストラスブール】
我が家のノエル

◆1月
ガレット・デ・ロワ
心に残る修道院【フォンフロワド修道院】
トリュフ祭り【サルラ・ラ・カネダ】
夢のある看板に魅せられて【アルザス地方】

◆2月
オーヴェルニュに春を告げる花
フランスと日本のクレープの違いって?
コバルトブルーのアヌシー湖【アヌシー】
オレンジとレモンの思い出【マントン】
  《レシピ》簡単オレンジとレモンのコンフィチュール

◆3月
バラ色に輝くレンガ造りの街並み【アルビ】
美しいピンクの塩田【カマルグ】
タピスリーの伝統を守る町【オービュッソン】
サヴィニャックが愛した美しい漁師町【トルヴィル・シュル・メール】

木蓮(もくれん)

神戸出身。フランス中央部のオーヴェルニュ地方にある、人口200人に満たない小さな村に住む日本人女性。フランス人の夫との結婚を機に渡仏。さまざまな地域に接しているオーヴェルニュならではの地の利を生かし、フランス各地に点在する名もなき小さな村を年間150カ所以上も訪ね歩いている。村めぐりで出会った美しい景色や村人とのエピソードをブログで紹介。みずみずしい写真と住んでいる人間ならではの視点で人気を呼んでいる。2023年、雑貨卸会社「Les Bleuets(レ・ブルエ)」を設立。元インテリアショップ店長の経験を生かし、職人らが作るかごや雑貨、アンティークや布など、フランス全土を歩いて見つけたストーリー性のある品々を日本の人々に届けている。著書に『フランスの花の村を訪ねる』『フランスの小さな村を旅してみよう』(東海教育研究所)。

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